川杉理事が辞任＝助成金の不適切受給で―JOC

　日本オリンピック委員会（JOC）の川杉収二理事（65）が辞任したことが26日、分かった。同日付。JOCに加盟する全日本テコンドー協会など複数の競技団体が不適切な形で助成金を受給していた問題に関わっており、責任を取った。
　同協会は日本スポーツ振興センターの「マネジメント機能強化事業」を利用し、前JOC事務局長の川杉氏を雇用。この事業を利用するには競技団体が4分の1を負担する必要があるが、同氏は受け取った報酬のうち、ほぼ協会の負担分に相当する200万円を同協会に寄付し、相殺していた。
　川杉氏は2011年6月、JOC理事に就任した。　

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