トーゴとアフリカ連盟が和解＝FIFA会長仲裁−サッカー

　【ロンドン時事】国際サッカー連盟（FIFA）とスポーツ仲裁裁判所（CAS）は7日、アフリカ選手権出場停止処分をめぐり対立していたトーゴ・サッカー協会とアフリカ・サッカー連盟（CAF）が和解したと発表した。
　トーゴは1月のアフリカ選手権開幕直前に開催国アンゴラで銃撃事件に遭い出場を辞退したが、CAFから今後2大会の出場停止処分を科されたため、CASに提訴。これに対し、FIFAのブラッター会長が仲裁に乗り出し、この日、スイスのチューリヒで話し合いが行われた。その中で、トーゴが大会規定の逸脱を認め、CAFは15日の理事会で処分撤回を議題にするとし、両者がCASの調停を中断することで合意した。ブラッター会長は「解決策が見つけられて満足している」とコメントした。