対戦相手は、親交の深い藤井恵選手。エキシビションを意識させない本気の戦いぶりに、会場を埋めた観客は惜しみない声援を送った。
試合は9試合中の7番目に行われた。1ラウンド5分間のエキシビションマッチは勝敗がつかないが、MIKU選手は試合前、「いつも本気なのがわたしの戦い方。最後も、そのスタイルを貫きたい」と語っていた。その言葉通り、試合開始から強烈なミドルキックを浴びせて本気度をアピール。一時は藤井選手の腕を固め、会場を沸かせた。
終了間際に所属するクラブバーバリアンの福本吉記代表(46)がリングサイドから「もういいだろ」と声をかけると、両選手はようやくせめぎ合いをやめ、笑顔で最後のゴングを聞いた。
試合後の引退セレモニーで、MIKU選手はDEEPの佐伯繁代表からチャンピオンベルトを手渡され、涙を浮かべた。「格闘技をしていて幸せでした」と、リング上からファンに感謝の言葉を送った。
リングサイドのファンからは、「まだ続けて」という声も飛んだが、福本代表は「寂しい気持ちだが、本人が決めた引退だから、引き留められない。今までありがとうといいたい」と、MIKU選手の気持ちを代弁した。7年前の入門以来、総合格闘技一筋に生きてきたMIKU選手。最後まで自分のスタイルを貫き、リングを降りた。
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