受信者全員を当選とするが、参加者は予定の2万人から大幅に増えると予想され、実行委は「十分対応を考えたい」としている。
実行委によると、当落の通知を委託した大阪市内の出版社が、この日昼に当選者2万2776人にメールを送信。続いて落選者にも当選メールを送ったという。受信者から「ホームページで確認すると落選になっている」と数百件の問い合わせがあり、ミスが発覚した。
同マラソンでは、フル、クオーターの各マラソン(定員計2万人)に計7万7421人が応募。郵送による通知525人を含め、計2万8666人が当選になった。
同社は5月にシステムを更新し、約7万件のテスト送信をしたが、不具合はなかったという。実行委は「参加者が増えることで、狭いコースや給水場所の警備などを練り直す必要がある」と説明している。
一方、実行委は東日本大震災の被災地から応募した845人全員を当選にした、と発表した。